エネルギーの向けどころ
オタクを辞めたいというエントリを以前書いた。
オタクを頑張ろうとし過ぎて疲れた結果だ。
あのエントリを書いて以来、思い切って本命さんの現場を干したりしていた。
少し気が楽になった。
私が現場に通いつめていたのはただのプライドだったのかもしれない。
本命さんへの愛も少し落ち着いた。
イベントに時々行ってみると、やっぱり好きだなと思う。
だけどもう疲れた。
イベントに行くのも、CD買うのも、プレも手紙も、全部義務になっていた。
好きではじめたことなのに、結果的にこんなに苦しむことになっていたのが悲しかった。
その気持ちから解放された。
これからは適度に好きでいればいい。
しかしそれで他に何に夢中になればいいのか。
私は日焼けと汗が大嫌いなので、夏に家でできる趣味がほしい。
絵を描いたり本を読んだりしてみたがどれも続かない。
楽しくないわけではないのだが、わざわざやらなくてもいい程度のもの。
去年の夏はどうしてたっけって考えると、本命さんのイベントが楽しかったことを思い出す。
困ったな。
ひとりじゃなにもできないのか。
確かにそうだった。
全てのモチベーションが本命さんに結びついていた。
せっかくの休日が終わる。
何もしないまま。
本命さんに会ったら会ったでまた疲れるのだけど。
自分から本命さんを取ったら本当に空っぽだった。
本命さんに夢中だったときのエネルギーはどこに向ければいいのだろう。
世の中無趣味の人間なんていくらでもいるのに私はこの状態が不安定に感じて怖い。